こんにちは、一橋大学商学部のライです。
この記事では一橋の社会選択について解説します。
この記事でわかること
この記事では以下の点についてまとめています。
①一橋社会の特徴
②それぞれのメリット・デメリット
③おすすめの選択科目
最初に結論:好きな科目を選ぶのがオススメ

まず大前提として、好きな科目があるならそれを選んでもらうのが一番良いです。
社会はいかに勉強時間を費やすかで学力が大きく変わる科目です。好きな科目のほうがたくさん勉強できると思うので、基本的には好きな科目を選びましょう!
以下では、特に好みがない人や、自分の選択に自信が持てない人により詳しく解説していきます。
一橋社会の基本情報・特徴
学部別社会の配点
まずは配点です。各学部1000点満点中、2次の社会が占める割合は
商:125点
経:160点
法:160点
社:230点
※ソーシャルデータサイエンス学部についてはまだ不明
となっています。英数などに比べるとそこまで高くはないですが、無視できない配点ですよね。
特に社会学部は230点とかなりの比重を占めています。社会学部志望の方は社会をやりこむ必要がありそうですね。
選択できる科目
一橋の社会で選択できる科目は以下の3つです。
・世界史
・日本史
・地理
昔は倫理政経も選択できたのですが、廃止されてしまいました。
難易度
一橋の社会の難易度は日本一だともいわれています。一度過去問を開いていただければわかるのですが相当難しいです。
要求される知識のレベルも高く、400字の論述が求められます。これをこなすには相当な勉強量が必要ですね。
各科目のメリットとデメリット
ここからは各科目のメリット&デメリットを解説していきます!
世界史

世界史のメリット
世界史のメリットは大きく分けて2つです。
①深すぎる知識は求められない
②地理との相性が良い
1つめは日本史と比較したときの話ですね。
世界史は「広く浅く」学んでいく科目です。ですのでたとえ一橋の社会だとしてもそこまでマニアックすぎる知識は出題されません。
2つ目は地理との相性の良さです。第二解答科目(共通テストだけの科目)で地理を選択しておくと、一部学習分野が重なるため覚える量が減ります。特に現代史に強くなれるのはポイントですね。
世界史のデメリット
世界史のデメリットも1つ紹介します。
流れを理解するのが難しい
前述しましたが世界史は「広く浅く」の科目です。様々な国の歴史を見ていくのでストーリーがかなり複雑になり、理解するのが難しくなる場合があります。
日本史と違い、中学までの勉強もあまり生きてこないので、基礎固めに時間がかかるかもしれませんね。
日本史

日本史のメリット
日本史のメリットも大きく分けて2つです。
①大まかな流れを知った状態で勉強できる
②論述対策に早く入れる
やはり日本史のメリットといえばその親しみ深さ。中学までで一通りの基礎を学習しているため、ハードルはかなり低いと思います。
高校の日本史は中学の歴史に細かい肉付けをしていく作業なので、それを論述の勉強と並行して進めるのも比較的容易だと思います。
日本史のデメリット
日本史のデメリットも1つ紹介しておきます。それは
マニアックすぎる知識問題が出題されることがある
ことです。
世界史よりかなり細かいことまで出題されるので、すべてをカバーしようとするとキリがないですよね…。教科書以上の学習が求められているとも言えるかもしれません。
地理

地理のメリット
地理のメリットは1つです。
暗記量が圧倒的に少ない
日本史や世界史はかなりの用語を暗記する必要があるのですが、地理はその二科目より覚えるべき量がとても少ないです。
つまり社会で浮いた時間をほかの科目(英数など)に回せる可能性があるということですね。
地理のデメリット
地理のデメリットを2つ紹介します。
①高度な思考力が必要になる
②過去問を入手しづらい
まず1つ目ですが、地理は暗記量が少ない分、「考えさせる問題」が多いです。
歴史のように知っているか知っていないかの勝負ではないので、点数が安定しにくいという側面もあります。
そして「過去問が入手しづらこと」これが大きいですね。
というのも教学社の「一橋大の〇〇20カ年」シリーズは、地理だけ発売されてないんですよね…
普通の赤本を何冊か遡って購入する必要があるので、やや面倒かもしれません。
まとめ:こだわりがなければ世界史か日本史を選ぼう
今回のまとめです。
①基本的には好きな科目を
②「広く浅く」が好きなら世界史
③「狭く深く」が好きなら日本史
④地理は得意じゃなければお勧めしない
当ブログでは一橋受験に役立つ情報を日々発信しています。
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